引越しでバタバタしていたこともあり、しばらくCDの購入を控えていました。ようやく生活も落ち着き出しましたので、入手を再開しました。
記念すべき再開第1枚目はMilt Jacksonの「OPUS DE JAZZ」(COCB-53411)です。4曲で収録時間が33分ほどのコンパクトな作品ですが、内容は非常に充実しています。ヴィブラフォンとフルートを中心にした作品が収められており、お互いがリードを取ったり、バックになったりしながら曲をどんどん盛り上げていきます。リラックスした演奏でありながら、ある種の高揚感を覚えるところがあります。実際に収録時間も短いのですが、それ以上に内容の濃さのためか、あっという間に4曲すべて聞き通してしまいます。
ここしばらくの気忙しさを一気に癒してくれる、素晴らしいアルバムでした。本当にいいタイミングで出会うことが出来たように思います。