テレビを見ながらマッタリしていたところに、PHSが鳴りました。
「ネットがつながらない」と勤め先からの連絡でした。すぐに支度を整えオフィスへと向かいました。まずは状況の把握。物理的な配線は問題なし、メール、web、ftpなどの主要サービスのサーバにも異状はありませんでした。少しずつ原因を絞っていき、外部ネットとのゲートウェイがダウンしていることが判明しました。
そのマシンのHDDを予備のPCに移植しブートしてみると、でたらめな文字が表示されブート不能状態でした。どうやらlilo(ブートローダ)がおかしくなっている模様。レスキュー用linuxをCDから起動し、各パーティションのチェックとマウントの可否を確認し、liloを上書きしました。CDを取り出してHDDからのブートを試みると、今度は問題無く起動しました。そこで、元のマシンに戻してみましたが、こちらは起動せず。ということで、完全にマシンがお亡くなりになったのがわかりました。
いかにもスムーズに作業を行ったように記していますが、実際の作業はあれこれトライアンドエラーを繰り返して大体2時間ほど要しました。久々の重大トラブルで慌てましたが、どうにか休みのうちに復旧することが出来て一安心です。
投稿者 bitterbit : July 22, 2007 11:58 PM