June 05, 2007

 Apple 英語配列キーボード「M9034LL/A」@MacOS9

今まで使って来たキーボードに致命的な欠陥を発見したので、新しいものを入手しました。

その欠陥とは、起動ショートカットが効かないというものでした。オープンファームウェア起動「Opt + Cmd + O + F」やPRAMクリア「Opt + Cmd + P + R」など、いくつか試してみたものの、一切反応がありませんでした。それに加えて、よわよわのキータッチや、購入から数日で剥げてしまったキートップの印刷など、ひどい有り様でした。

そこで問題を解決すべく購入したのは、アップル純正の英語配列キーボード「M9034LL/A」です。この製品に正式対応しているのはMacOS10.2.5以降となっています。そもそも、こちらの環境はMacOS9.2.2でサポート外となっていますが、価格や入手のしやすさを考慮し一か八か使えることを期待して、取り寄せてみました。

利用環境

  • PowerMacintosh G4/500MHz(Gigabit Ethernet)
  • MacOS 9.2.2
  • USB 1.5.9

結論から言えば、問題なく使用できました。但し、「F16」および特殊キー(「音量・小」、「音量・大」、「ミュート」、「イジェクト」)は機能しませんでした。個人的にはこれらの特殊キーはあまり使いませんので、さほど問題はありません。一番のマイナスポイントは、電源キーが無いことです。だいぶ前から、無くなっていたのは知っていたのですが、やはり少々不便です。USBキーボードの電源キーは、アップル独自の拡張機能という話を聞いたことがあるのですが、規格外の拡張を嫌ったか、あるいは動作に何らかの問題があったために、廃止になったのかも知れません。

最後になりますが、このレポートは当方の環境における結果で、これが全ての環境で可能になるとは保証できません。サポート外の環境でこのキーボード(M9034LL/A)を利用してみようと思われる方は、自己責任でお願いします。万が一不都合があっても、販売店、アップル、そしてbitterbit.orgでも責任は負えませんので、ご了承下さい。


投稿者 bitterbit : June 5, 2007 07:22 PM