八重洲のTowersで頂いた貴重な瓶ビールを、我慢しきれずに開けてしまいしまいました。Speakeasy Ales & Lagersの「PROHIBITION Ale」です。
「禁酒法下のシスコ。ビールの味を忘れられないホップヘッズ達が集まり、地下倉庫で密かに醸造したエール。惜しげもなく投入されたホップ。そして、ホップに負けじとキャラクターを主張する銅褐色のモルト。抑圧された世界で唯一のオアシスとも言えるビール…」瓶に描かれたGTA風のイラストからそんなストーリーを妄想してしまいそうです。このビールはTowersのマスターがサンフランシスコで購入した、日本ではめったに飲むことが出来ない貴重なものです。それを惜しげもなく、イベントの景品として提供して下さったマスターには本当に感謝しています。
瓶の「A boldly hopped ale that strikes a perfect balance between caramel maltiness and its aggressive hopping.」という説明に偽りはなく、ボールドにホップが効かせてあります。雰囲気はヤング社の「スペシャルロンドンエール」に近く、より苦味が強調されていてとても気に入りました。アメリカでは、このような個性的なビールがごく普通に販売されているかと思うと、本当にうらやましい限りです。
このようなビールに出会うチャンスを下さったマスターに、改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。