March 29, 2007

 テラへ…

今週末に日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)製の3.5インチHDD「Deskstar 7K1000」シリーズから、容量が1TBの「HDS721010KLA330」が発売になるそうです。予定価格は5万円。

ついに1台のHDDでテラの領域に達したわけですが、昔(といっても10数年ですが)を知る者としては感慨深いです。かつて、Power Macintosh 8100/80を購入した時のHDDはQuantumの500MB、それも50ピンのSCSIでした。それからしばらくしてIBMの1GBのドライブを増設するのに数万円を要したかと思います。その時はこれで保存容量で悩まされることはないと安心したのを覚えています。現在では携帯電話用のメモリカードですら1GBのものも珍しくありませんから、まさに隔世の感があります。また容量の増加のみならず、SCSIの衰退とATAの隆盛、競争の激化による急激な低価格化やメーカの淘汰が進むなど、激動の10年間と言っても過言ではありません。

個人的には今現在、1TBもの容量があっても持て余すだけですが、10年後は10TB、あるいは100TBクラスのドライブをごくごく普通に使っているのかも知れません。

投稿者 bitterbit : March 29, 2007 08:09 PM