ロシア方面からのspamがあまりも酷いので、ヘッダ情報と共に対処をお願いするメールを発信元ISPに送信しました。
すると、よくある自動応答メールではなく、先方の管理者直々に返信がありました。「このアドレスは当方の管理するIPアドレスではありません。連絡先はどのように調べたのですか?」という内容で、逆に質問されることに。そこで「WHOISでIPアドレスを調べ、メールアドレスを知った」と返信しました。程なく「その情報は間違っている。当方は一切関係ない。同じようなメールが多数あり困っている。」との返信が。よくよく調べてみると、メールを送ったISPはウクライナの企業で、実際にspamが送信されたIPアドレスはロシアのISPのものだと分かりました。WHOISに虚偽の情報を登録することは違反行為です。今回の件が意図的なものかはよく分かりませんが、ウクライナの管理者の方にとってはいい迷惑です。
結局、ウクライナのISPには迷惑をかけた旨を謝罪し、改めてロシアのISPにspamへの対処をお願いしました。兎に角、先方には一刻も早い対応を取ってもらいたいところです。