昨日のエントリで宣言した通り、散歩に出掛けてきました。今回は、大横川に沿って業平橋〜錦糸町〜白河〜木場〜辰巳と下町を縦断するコースです。
まず業平橋からスタートする前に、下町の風情を残す京島を訪れました。最寄駅は東武線の曳舟駅となります。狭い路地に長屋、そして手押しポンプ。下町のイメージそのままです。街を貫く「キラキラ橘商店街」の「ハト屋」で買ったコッペパンをかじりながら、ちょっとしたタイムトラベルをしたような気分になりました。
そんな街並みと別れを告げ、業平橋から錦糸町へとつづく「大横川親水河川公園」を下って行きます。公園内は小川や釣堀が整備され、犬の散歩をしたり、子供たちがサッカーをしたりと各々が思い思いの時間を過ごしていました。やがて錦糸町を過ぎると公園は終わり、川沿いの道を歩いていくことになります。
やがて前方に水路が見えてきました。小名木川とクロスする地点です。ここでは川と川が交差点のよう直角に交わり、何とも不思議な感じがしました。小名木川を渡り、しばらく行くと右手に大きなつり橋が見えてきました。これは木場公園大橋で、せっかくですので渡ってみることにしました。木場公園を目指し橋を越えると、そこは東西線の木場駅でした。
ここから進めるだけ川沿いを行き、コースを三ツ目通りに移し有楽町線の辰巳駅を目指します。先ほどまでのんびりと川を見ながら歩いていましたが、高速道路の下を車が次々と飛ばしていく中、ただただ前へと進む感じとなりました。ゴールの辰巳駅に到着した頃にはすっかりと日も暮れていました。
今になって、まったく写真を撮らなかったことに気付きました。それが残念で仕方ありません。ですが、下町から埋立地へと自分の足で歩き、様々街の姿を見ることが出来ました。まさにこれが、社会科見学なのかもしれません。