いきなりですが、京浜工業地帯をぶらりと歩いてきました。
京急大師線の小島新田駅を起点に千鳥町〜川崎港海底トンネル〜東扇島というルートを辿りました。周辺は経済活動中心の地域で、基本的に生活の場という側面は薄いこともあり、行き交う車は結構飛ばしていますし、時々ケミカルな香りが鼻をくすぐるなど、かなりヒヤヒヤした展開になりました。また、あちこちに大小様々なパイプが這いまわり、貨物線をタンク車を引いたディーゼルカーが通過したりと、何とも興味深い光景が広がっていました。そんなヘヴィな場所で、唯一心和ませてくれたのはちどり公園の野良猫達です。公園の広場で様子をうかがっていると何処からともなく集まってきて、あっという間に囲まれてしまいました。おそらくここと訪れる人から餌を貰っているものと思われます。
しばし猫たちと戯れて、川崎港海底トンネルを東扇島へ。トンネルの歩道はSF映画に出てきそうな感じで、時間とか空間とかそのような感覚が分らなくなりそうでした。東扇島に着くと雨が降り出し、日も暮れて来たこともあり心細い雰囲気に。そそくさと、展望台のある川崎マリエンを目指して歩き出しました。マリエンでは展望台に登り(¥300-有料)夜景に見とれました。
そんなこんなで、普段歩かないような地域をじっくりと見て、充実した時間を過ごすことが出来ました。