約10年に渡って制作が続けられている、Guns N' Rosesのニュー・アルバム「Chinese Democracy」ですが、ついに来月6日、発売になるとの報道が一部にあります。
とは言え「発売日がアナウンスされる→結局、音沙汰なし」のパターンを繰り返して来たこともあり、今回の報道についても半信半疑といったところでしょうか。まるでオオカミ少年の寓話のようなシチュエーションです。アルバムの完成を信じ、すっかり疲れきった心にぴったりな一服の清涼剤(?)とでも言うべきCDを入手しました。ガンズの曲をボサノバ風にカバーした「Bossa n' Roses」で、アルゼンチンのレーベルからリリースされたものです。
ジャケットはかなり刺激的ですが、内容はマッタリとしたボサノバです。個人的には#6「You Could Be Mine」、#10「Welcome To The Jungle」、#11「It's So Easy」あたりが気に入っています。肩肘張って聞くような作品ではなく、お茶でも飲みながらリラックスして聞くのが一番です。宴会の一発芸のようにウケ狙いのネタだと思うとクオリティは決して低くないですし、思いのほか楽しめるのではないかと思います。
それはさておき、一番気になるのはCD盤が薄くレーベル側が透けて見えてしまうことです。質の悪いCD-Rといい勝負のような気がします。どうも嫌な予感がするので、バックアップを用意しようと思います。