Macに搭載したProFormance3の冷却ファンから異音がするトラブルのつづきです。
昨日はとりあえず、異音の原因だけ突き止めただけで、特に何もしませんでした。これではファンのサイズが分りませんので、カードのチェックを行いました。ファンの大きさは50mm(ヒートシンク含む)で、チップ自体は35mmほどの大きさでした。また、電力を供給するリード線はボードに直接ハンダ付けされていました。
この情報を得るまでに予想外に苦労しました。ファンはビスで固定されているのではなく、セメント状の接着剤で固定されていました。まずはリード線をファン側で余裕を持って切断し、チップとファンの間にマイナスドライバーを入れます。テコの原理を利用して少しずつおっかなびっくり力を掛けていきます。数分ほど格闘して「パチン」という音と共に分離させることが出来ました。一瞬、ハンダごとチップが剥がれてしまったかと焦りましたが、問題ありませんでした。
これで作業は終わりかと思いきや、接着剤の一部がチップ側に残ってボコボコした状態に。これでは熱伝導テープが貼れません。手間は掛かりましたが、カッターナイフでチップをえぐらないように少しずつ削り取り、何とかリカバリーしました。しかし、この作業の副作用とでもいうべきか、チップのマーキングが全て剥げてしまい「Permedia3」の文字が見えなくなる有様。これには参りました。
それでも、ようやくファン交換の下準備が出来ました。35mmの冷却ファンを入手して、一刻も早く、Macを復旧させたいと思います。