Yahoo! Japanで3月15日までの期間限定で、江戸、明治の古地図が公開されています。江戸の地図は安政3年(1856年)頃、明治のものは40年(1907年)頃の地図が用意されています。
以前、本屋で古地図が平積みになっているのを見かけ、興味深く眺めたことはあるのですが、結構いいお値段だったので購入するまでには至りませんでした。期間限定なのが残念なところですが、現在の地図との比較も簡単に出来るなどデータ化されたメリットは計り知れません。まずは、江戸と言えば日本橋をおいて他にありませんので、界隈を覗いてみることにしました。
当時は魚河岸だった周辺に「越後屋(三越の前身)」や「山本山」、「にんべん」、「神茂」など、21世紀になった現在でも同じ場所で商売を続けている店を見つけることが出来ました。少々不思議な感じもしますが、これぞまさに江戸から綿々と続いている老舗なのだと感心してしまいました。
地図を見ているうちに、100年、200年先の東京はどうなっているのか、気になって来ました。もちろん、それを見届けることは出来ませんが、未来を想像して見るのもまた面白いのではないかと思います。