ユニオンジャックがペイントされたロールスロイスでポーズを決めるハードロッカー、ロード・サッチのファーストアルバムです。
その制作を支えたのは、タイトルにもあるようにヘヴィな友人たちです。その顔ぶれはジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム、ニッキー・ホプキンス、ジェフ・ベックといったビッグネームです。彼らはロード・サッチをサポートするために、裏方に徹しています。個人的に印象に残ったのは、ツェッペリンを思わせる1曲目「Wailing Sounds」、ボ・ディドリー風の3曲目「Flashing Lights」、どことなくポップな「Union Jack Car」です。ヴォーカルが少々癖のあるスタイルで好みが別れるかもしれませんが、これぞブリティッシュ・ロックという雰囲気をもった作品だと思います。
こらからも、このような知る人ぞ知るマニアックな作品を探していきたいと思います。