Macintosh LC475がとうとうオシャカになってしまいました。
事の発端は、PowerMacintosh 9600のビデオ出力がされなくなったことに始まります。起動音はOK、HDDからもブートしている様子でした。ただし画面は真っ暗のままです。ということで、まずは問題の切り分けのために持ち運びが容易なLC475を接続して、モニタをチェックすることにしました。
そこでLC475を運ぼうと持ち上げたところ、カラカラという音がするのに気付きました。心配になって開けてみると、ショックなことにチップ型電解コンデンサが外れていました。よく観察してみるとコンデンサが取れてしまった場所には、液漏れによるシミができており、近くのチップ抵抗まで影響が及んでいました。これでは必要なパーツだけ交換してもちょっと厳しいものがあります。ですので、ロジックボード自体の修理は諦めることにしました。
結局、PowerMacはビデオカード(Voodoo3)が壊れたのが原因でした。これはこれで結構ショックです。Mac用のPCIのビデオカードは、いまでは入手困難なものばかりです。代替品が見つかるまでは、手持ちのRadiusのカードで我慢することにしました。このカードは表示品質はいいのですが、アクセラレーションがあまり効いていないのがつらいところです。
LC475は初めて購入したMacで、思い入れのあるものです。CPUを68040に交換してNetBSDをインストールしたりと大活躍でした。どうにかして中古を見つけて修理しようかと思います。