November 08, 2006

 PASMOについてのメモ

関東地方で使われている、私鉄の共通プリペイドカード「パスネット」と同じくバスの「共通カード」が2007年3月に統合され「PASMO」というICカードにリニューアルされます。同時にJR東日本の「Suica」との相互利用が可能になり、利便性が高まります。

PASMOには電子マネー機能も搭載されるほか、オートチャージ・サービスも行われます。これはカード残額が設定金額を下回った場合、自動的に一定の金額を入金するサービスです。予定では残額が2,000円以下の場合に3,000円分が入金されることになっていますが、この条件は今後変更される可能性もあるということです。ここで気になるのがチャージの決済ですが、各鉄道事業者が発行するカードか、PASMOが信販会社と提携して発行する「Pastown(パスタウン)カード」のいずれかのクレジットカードが必要になります。

鉄道事業者のカード(2006年9月26日現在)

小田急電鉄小田急OP クレジットカード
京王電鉄京王パスポートカード
京成電鉄京成カード(2006年度中発行予定)
京浜急行電鉄京急カード
相模鉄道相鉄カード(2006 年度中発行予定)
西武鉄道プリンスカード 他(2006年9月以降発行分)
東京急行電鉄TOP &カード
東京地下鉄Tokyo Metro To Me CARD (2006年度中発行予定)
東京都交通局新銀行東京カード
東武鉄道東武カード

シンプルにチャージの決済だけを希望するのであれば、「Pastownカード」は年会費無料になっています。一方、各鉄道事業者のカードはチャージの決済以外でも、利用ポイントが付いたり割引があったりと様々な特典があります。よく使う鉄道会社のカードについて調べておくといいかもしれません。

投稿者 bitterbit : November 8, 2006 07:43 PM