今週末の11日（土）についに発売されるPLAYSTATION3ですが、このモデルにはPS2のCPU（EE：Emotion Egine）とGPU（GS：Graphics Synthesizer）が搭載されていることが明らかになりました。
これまでの情報ですとPS2との互換には、PS3のCPUであるCellプロセッサによるソフトウェア・エミュレーションを行うとのことでした。しかし、一部の標準ライブラリを使用していないゲームの実行に問題があったようで、PS2の主要プロセッサをそのまま搭載することで対応することなった模様です。このような力業について、SCEIは必ずしもベストな方法とは思っていないようで、エミュレータの問題が解決すればこれらのプロセッサをすぐにでも取り去ると、CEOの久多良木氏は明言しています。
ということで、この仕様のPS3は初代モデルのみになりそうです。言い方を変えれば、EEとGSは初回2大特典と言ってもいいかもしれません。PS2互換機能はハードウェア対応でなくては困るというこだわりのある方は、初代モデルの購入をお勧めします。