Cisco Syetemsは業務用ネットワーク機器の製造、販売の最大手企業です。製品のほとんどは業務用のハイエンド機器ですので、一般のネットユーザーには馴染みが薄いかも知れません。
たった今ご覧になっているこのblogも、Ciscoのネットワーク機器を通ったデータがブラウザに表示されているかもしれません。このように人知れずインターネットを支えているのがCiscoの製品と言っても過言ではありません。
しかし、一般ユーザに対してあまりにも低い知名度に業を煮やしてか、Ciscoは知名度向上キャンペーンに1億ドル投入するそうです。その一環としてサンフランシスコの金門橋をモチーフにしたロゴもリファインされました。以前のロゴと比べると柔らかくポップなものになり、一般ユーザへ訴求する狙いがあるようです。というのも、企業における製品やサービスの導入の判断が一般ユーザの意見に左右されることが増加しているためだと、Ciscoのマーケティング責任者は説明しています。
かつてIntelが「Intel inside」プログラムで、一般PCユーザにIntel CPUというブランドを確立したように、Ciscoもこのキャンペーンで、スポットライトを浴びることが出来るのか、なかなか興味深いものがあります。