October 04, 2006

 ブルー・オン・プレミス(BOP)

最近はビールの魅力にすっかり取りつかれて、いつかは自家醸造してみたいと思うほどになっています。

実現に向けていろいろと調べているのですが、一通り知識を学んだとしてもやはり試行錯誤の連続で、皆さん苦労しながら理想のビールを追い求めていらっしゃるようです。調べれば調べるほどその奥の深さに、どこまで勉強すればいいのかという、ある種の不安を覚えます。素人が手を出すべきではない、そう言われればそうかも知れませんが、やはり世界で一つだけの自分だけのビールというのはとても魅力的なものです。

そのようなことを考えながら、ビールに関するwebサイトを巡回していたところ、「BOP」という言葉に出くわしました。Brew On Premise(施設における醸造)の頭文字なのですが、醸造免許を持たない一般の人が、免許を持ったブルワリーの設備を借りてビールを造ることだそうです。もちろん、醸造は指導のもとで行われますので、法律的に問題のない行為です。このシステムを知った瞬間、本当に自分に出来るのだろうかというモヤモヤしたものが一気に消え去りました。プロの指導があれば、これほど心強いものはありません。

さっそくBOPを行っているブルワリーを探したところ、「常陸野ネストビール」で知られる茨城県の木内酒造で「手造りビール工房」というサービスが行われているのが分かりました。どうやら用意されたレシピに従うのではなく、打ち合わせをしながらレシピを決定して、麦芽を用意して酵母を添加するまでの作業を実際に行うことができるようです。作業には4時間ほど必要で、料金は15L(小瓶45本分)で23,000円ほどです。

兎に角、今は基礎知識を身につけておきたいと思います。これでようやく、オリジナル・ビールへの道が開けてきました。

投稿者 bitterbit : October 4, 2006 08:05 PM