ふらりとiCabのwebにアクセスしてみたところ、Ver.3.0.3がリリースされていました。
どうやら公開されたのは先月だったようです。このリリースから、MacOX版はUniversal Binaryとなり、Intel Macもネイティブで対応するようになりました。一方classic用では日本語版特有の問題が修正され、着実に完成度が上がってきているようです。また、レンダリングに関しては、Acid2テストでMozillaよりもいい結果を残しています。ただし、表示速度に関してはまだMozillaに分があるようです。これからのチューニングに期待したいところです。
ちなみに、MacOS classicのwebブラウザ事情はお寒い限りで、Mozillaは開発が止まって久しく、Mac版IEはアプリケーションの提供自体が終了になっています。そのような現状で、着々と開発を続けているAlexander Clauss氏に感謝申し上げる次第です。
今後、より一層のチューニングが進んだ暁には、メインブラウザになるのは間違いありません。その日が来るまで、応援を続けていきたいと思います。
Acid2 テスト結果 | |
iCab 3.0.3 | Mozilla 1.3.1 |