本日をもって、勤め先のテストサーバ1号機が勇退しました。
サーバーと言っても、秋葉原のSofmapでキーボード、マウス付き、OSなしで¥5,000-で購入してきたPackard Bellの「Force 120」という、ごく普通のPCです。すでにPackard Bell社はありませんし、型番からおわかりになるかもしれませんがPentium 120MHzのメモリ16MBと言うまさに骨董品です。しかし、そのスペックとは裏腹にあれこれと大活躍したPCでした。
購入後しばらくはPC-9801RAから外してきた5インチFDDを移植して、5インチフロッピーに保存されていた重要ファイルの吸い出し専用機として重宝していました。黒いペラペラのディスクと格闘した日々を思い出します。その任務が終わると、linuxの研究用としての役目が待っていました。よくよく考えてみると、初めてlinuxのインストールを体験したのはこのPCでした。NICを2枚にしてルータ代わりに使用したこともありましたし、テストサーバとして様々な実験に欠かせないものでした。
残念ながら、最近ではスペック的に厳しくなって来たこともあり、ここで引退させることになりました。「Force 120」を通してlinuxのいろはを学んだと言っても過言ではありません。すぐに処分するのも忍びないので、しばらくはこのまま休ませておくことにしたいと思います。
投稿者 bitterbit : September 8, 2006 07:35 PM