以下にその内容を残しておきますが、「ac3filter」でのデコードはできませんので、ご注意下さい。
以前、CHASEのCDを購入したのですが、音源が4chのマスターを利用しているために、少々違和感のある音質なのが気になっていました。
そこでどうにかして、もう少し聴きやすく出来ないものかと調べてみたところ、ヒントが見つかりました。このCDの4chはSQ方式 4チャンネル・ステレオなのですが、これはドルビー・サラウンドとほとんど同じ技術だそうで、ドルビー・サラウンドをデコードできるソフトウェアを使えば各チャンネルを再生できることがわかりました。
そこで、ドルビー・サラウンドをデコードできる「ac3filter」を利用することにしました。方法としては、CDから楽曲をWAVE形式でリッピングして、「ac3filter」と連携できるサウンドプレイヤーで再生します。プレイヤーはシンプルで多機能な「Media Player Classic」を選ぶことにしました。
「Media Player Classic」から「ac3filter」を経由してサウンドを出力するように設定し、「ac3filter」で位相に関する設定を行います。この設定についは後日詳細にご紹介できればと思います。結果ですが、劇的に改善したとまでは行きませんが、埋もれがちだったボーカルがだいぶ聴きやすくなりました。
設定の詳細やフィルタをかけた音をファイルに保存する方法などについては、後日別エントリにて詳しく取り上げたいと思っています。