Mozilla Foundationにより開発されているwebブラウザ「Firefox」の次期メジャーアップデート、バージョン2.0のベータ版「Firefox 2.0 Beta1」がリリースされました。すでに各国語版が用意されています。
UIなど見た目の変更点はほとんどありませんが、JavaScript 1.7のサポート、検索機能の強化、フィッシング防止機能など新たな機能が追加されています。早速インストールしてみましたが、公開版の最新リリース1.5と比べても若干ページの表示が早くなったように思います。その一方で、現在インストールしてあるエクステンションが2.0に非対応ということで利用できません。これについては個々のエクステンションの対応を待つしかなさそうです。
Mozilla Foundationでは今回のリリースはベータ版であり、テストとして利用することを推奨しています。したがって、メインのブラウザとして利用するのは止めた方がいいでしょう。それでも、どんなものか様子を見てみたいという方は、プロファイルやプラグインなどのバックアップを必ず行うようにして下さい。
ベータ版の公開で多くのフィードバックが集まり、より完成度の高いブラウザが完成することを期待したいと思います。