先日のエントリの通り、WILLCOMの新端末「W-ZERO3[es]」(SHARP製)が発表になりました。
名称からも分かるように「W-SIM」端末であるW-ZERO3シリーズの新バリエーションで、従来のW-ZERO3のスペックを出来るだけ残しながら、よりコンパクトに電話機としてのスタイルを追求した製品になっています。
主な仕様
CPU | Intel PXA270 416MHz |
OS | Microsoft Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC 日本語版 |
メモリ | フラッシュメモリー 128MB(ユーザーエリア約60MB)/SDRAM64MB(ワークエリア) |
画面 | 640×480ドット(VGA)、2.8型 65,536色 モバイルASV液晶(タッチパネル/バックライト付) |
カメラ | 約131万画素(マクロ撮影/QRコード対応) |
カードスロット | miniSD カードスロット×1、W-SIMスロット×1 |
USB | miniABコネクター(USBホスト対応) |
連続通話 | 約7時間 |
連続待受 | 約500時間(電波状態ランプ消灯時)、約300時間(電波状態ランプ点灯時) |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格 (WILLCOMストア) |
新規(年間契約):29,800円 機種変更(10ヶ月):29,800円 本体のみ:33,800円 |
アプリケーション |
Opera Mobile + Flash 7.0 Microsoft Internet Explorer Mobile Microsoft Outlook Microsoft Office Mobile(Word Mobile/Excel Mobile/PowerPoint Mobile) Windows Media Player 10 Mobile for Pocket PC Picsel PDF Viewer JAVAプラットフォーム「JBlend」 W-ZERO3メール(オリジナルメールソフト) |
オプション | 以下は全て開発中(予定) Bluetooth、無線LAN、モバイルプリンタ、ワンセグチューナーなど |
ちなみに製品名の[es]とはフロイトの精神分析における本能を表す用語から取られていて「本能的にほしくなるものというメッセージ」が込められているそうです。確かに外付けワンセグチューナーやデュアルキーボード、2.8インチVGA液晶など、物欲をこれでもかと刺激されます。その上、価格も機種変更で¥29,800-(10ヶ月)ですから、WX310Kの当初の価格を考えるとかなりお買い得ではないかと思います。
そう言えばいつの間にか、SHARPが「W-SIM」端末における重要メーカーの地位を占めるようになっています。SHARPだけではなく、今後もより多くのメーカーが「W-SIM」端末の開発に参入し、バラエティ豊かな端末が誕生することを期待したいところです。