某所でWindows 2000をインストールしたPCが、今月のMicrosoft Updateを実行してから調子が悪いと言うことで、様子を見てきました。
不都合としては、ファイルのドラッグ＆ドロップおよび、テキストのコピー＆ペーストができない、アプリケーションの追加と削除コントロールパネルの表示がおかしい、等々です。これらの現象は、以前猛威を振るったBlasterワームに感染したPCに見られた症状です。
そこで、まずはウイルスのスキャンから行いました。結果は問題なし。ウイルスは見つかりませんでした。ということで、アップデート時に何らかの不具合が発生したとみて、IEとサービスパックの再インストールを行うことにしました。
まずはIEの再インストールを行いましたが問題は解消せず、続いてサービスパック（SP4）を入れ直したものの、やはり状況は変わりませんでした。さてどうしたものかと思っていたところ、SP4用セキュリティロールアップパッケージ（SRP）があったのを思い出しました。
これが正解でした。SRPのインストール後に不都合は全て解消しました。それから残りのパッチをインストールし、動作に問題がないのを確認しました。パッチは必要なものですが、パッチが不都合を引き起こすとなると何ともやりきれない思いがします。
投稿者 bitterbit : May 30, 2006 08:46 PM