Bloomberg.co.jpによるとWILLCOMは株式公開(IPO)について、大和証券SMBC、メリルリンチ、モルガン・スタンレーを主幹事に指名したとのことです。
WILLCOMに一番の変化といえば、経営のスピード化が挙げられるかと思います。例えば音声定額の開始時期については2005年7月頃のスタートではないかという予想を裏切って、2005年5月1日となりました。これについても社内での決定が迅速化された結果だと思います。
株式公開は発足時からの長期的な目標であり、3〜5年のスパンを要する計画となっていました。今回の報道では、規模は約1,000億円、時期は2007年1〜3月としています。計画からすれば、かなり前倒しになっています。いずれにしても、経営に関して相変わらず責めの姿勢を崩さないところに好感が持てます。
株式公開はもちろんいいことですが、ユーザとしては、何よりも信頼性の高いサービスの維持も忘れないでいて欲しいと思います。