GWの五月晴れは一体何処へいってしまったのかと思うような、雨の降る寒い土曜日になりました。
こんな天気ではありましたが、用事があるために外出することにしました。最寄駅まで傘を差しながら歩いてゆくと、道の真ん中をのそのそと移動する物体を見つけました。よく見ればそれは、カタツムリでした。歩道を横断する様はゆったりとして、どこかユーモラスでした。
しかし、このようなスピードで歩道を横断するのは危険極まりないことです。いつ人に踏まれるか分かりません。そこで、殻の部分をそっとつかんで進行方向の歩道の端まで移してやることにしました。実際にいざ掴んでみると、すぐさま体を縮ませて殻にこもってしまいました。それでも仕方がないのでその体勢のまま道端へと離しました。
カタツムリはびっくりしたかもしれませんが、人に踏まれるリスクを考えれば、これでよかったと思います。少々気が早いかもしれませんが、梅雨の訪れを予感させる出来事でした。
投稿者 bitterbit : May 13, 2006 07:26 PM