経産省はPSE法にまつわる問題で、マークの取得に必要な検査体制が整うまで、マークのない中古品はレンタル品とみなし、販売を可能にすると発表しました。
あれほど頑なだった経産省が一転して周知不足を認め、今回の措置になったわけですが、一連の騒動で廃業に追い込まれたり、対策に奔走した業者の方々はこの発表をどのように受け止めるのでしょうか。やりきれない思いがあるのではないかと思います。もちろん、この馬鹿げた規制がしばらく停止されるのは歓迎すべきことですが、その影で大きな代償を払うことになった人々の存在も忘れるべきではないと思います。
今回の発表で、時間的には余裕が出来ました。その間にも話し合いを重ねて、販売業者、そして我々ユーザが納得の行く結論が導かれることを期待したいと思います。