セキュリティホール memoからの話題です。
インターネット入門書というと接続と設定の仕方から始まり、その利便性について語られることはあっても、肝心のセキュリティ対策や個人情報をいかに守るかについてはさらりと触れられているものが多いように思います。
人工知能研究振興財団の「知識集約型ネットワーク社会における個の自衛に関する調査研究委員会」がインターネット入門者向けの小冊子『インターネット社会を安全に暮らすために』をPDFで公開しています。内容は淡々とインターネットの問題点を指摘しそれに対する心構えを説いていくもので、人によってはこれを読んでインターネットの利用に不安を覚えるかも知れません。
そうは言っても、負の部分にとらわれて利便性を手放すのはあまりにもったいないと思います。この小冊子はインターネットとどのように向き合っていくべきかのヒントを与えてくれますので、自分なりの対策を考えてみると良いと思います。
内容は初心者を想定していますが、ユーザのスキルに関わらず一度読んでみることをお勧めします。