昨日に引き続き、ちょっとしたメモです。
普段何気なく使っているコピー用紙も、業者や納入された時期の違いによって、紙の白さにも違いが出ることがあります。日常の業務ではこの差について問題にはなりませんが、フォーマルな会議等で配付する資料では紙色の違いが目立つようだと何かと不都合があるかも知れません。
そこで、この白さの違いについて調べてみました。これには紙の白さの指標である「白色度」が関係しており、値が大きければ白くなり、低ければ黒ずんだ感じになります。測定の基準となるのは酸化マグネシウムの板に光線をあてた時の反射光の強さです。これを100%として、各々の用紙の反射光が何%かで表します。
白色度のめやす
新聞紙 | 再生コピー用紙 | 天然パルプコピー用紙 |
55% | 70% | 80% |
オフィス用品の通販カタログを確認してみましたが、コピー用紙であれば「白色度」が記載されているようです。白色度が低い製品はそれだけ漂白などの工程が省略されていますので、環境負担も低くなります。コピー用紙を購入するときは価格のリーズナブルさだけではなく、「白色度」についても検討した方が良さそうです。