珍しいリキュールを口にする機会がありました。
南仏プロヴァンスのハーブ・リキュールで「RICARD(リカール)」というものです。スターアニス、リコリス、フェンネルなどの薬草をアルコールに漬けて造られるもので、かのアブサンの代用品として知られているそうです。
ストレートでは薄い茶色をしているのですが、氷や水を加えると白濁するのが化学の実験を思わせてなかなか面白いです。ソーダで割ったものを一口貰ったのですが、樟脳のような、セメダインのような独特の香りが口から鼻へと駆け抜けていきました。
残念ながらこのような個性の強いお酒はちと苦手です。よくRPGで体力回復のポーションというのが出てきますが、きっとこんな味なのだろうと勝手に想像してしまいました。
投稿者 bitterbit : February 4, 2006 11:05 PM