米国のWebsense社がスパイウェアを検出すると見せかけて、逆にスパイウェアをインストールしたり、個人情報を盗もうと試みる悪質なサイトが、多数存在していると注意を呼びかけています。
スパイウェアと言えば、最近では銀行を騙りスパイウェア入りCD-ROMを送りつけ、そこから得た個人情報から預金を盗むといった手口が報道でも取り上げられるなど、認知度も上がってきたところです。このようなセキュリティへの関心の高まりを逆手に取った悪質な手口だと思います。
このような手口に騙されない為には、まずは手元にスパイウェア対策アプリを用意するのが一番だと思います。無料で入手できるものには「Spybot - Search & Destroy」や「SpywareBlaster」があります。この種のアプリの用意ない方は、導入を検討してください。
ただし、これらをインストールすれば対策は完璧というわけでなく、システムを最新に保つ、怪しいサイトにアクセスしない、ダイアログはよく吟味する、むやみに個人情報を入力しない、などの普段からの心構えも大切です。