先日、Flash Playerプラグインに任意のコードを実行させてしまう脆弱性が発見されました。これによって、悪意のswfを表示させることでそのコンピュータから個人情報を抜き出すプログラムなどか実行可能になる危険性があります。
Flashの開発元であるMacromediaでは、Flash Player 7.0.19.0とそれ以前のバージョンで問題が発生するとして、Flash Player 8へのアップグレードを推奨しています。しかし、MacOS ClassicではFlash Player 8に対応していません。
このままではMacOS Classicは脅威にさらされるままになりますが、Flash Player 8の代わりに問題を修正したFlash Player 7.0.61.0が用意されています。ただし、Flash Playerダウンロードセンターの表示は7.0.19.0がとなっています(11/25 14時現在)。
試しにMozilla用をインストールしてみましたが、実際にインストールされるのはFlash Player 7.0.61.0でした。表示は紛らわしいですが最新版ですので、問題のあるバージョンをお使いの方は、早急にアップグレードすることをお勧めします。