先日、衝動買いした「PC-DJ100M」は、Pentium2ベースのCeleron 533MHzが非力なのか、Skypeで通話をしていると一気に処理能力が落ちるようです。そもそも、お手軽なSkype端末が欲しいというのが購入理由だったのですが、このままではどうしようもないのでもう少しパワーのあるCPUを奢ってやることにしました。
そこで用意したのが、Pentium3 800MHz(システムバス100MHz)です。システムバス66MHz×8.0のCPUが動いているのであれば、100MHz×8.0のCPUでもバスクロックさえ変更できれば、動作するのではないかという安易な発想です。
先に結論から申し上げますと、Pentium3 800MHzを動作させるのに成功しました。ただし、動作可能になるまでには、いろいろと手を加える必要があります。CPUをソケットに刺して作業完了というわけには行きませんでした。その作業についてはBIOSに修正を加えたりと、一歩間違えればPCが起動不能になるリスクを伴う非常に危険なものですので、ここでは割愛します。
換装後は、もともとI/Oのスループットが良くないのか起動時間などはあまり早くなった気はしませんが、Skypeの通話時でも処理が滞ることはなくなりました。やはり重い処理に関しては、馬力アップの恩恵を十分に感じることが出来ました。これでようやくSkype端末として本格的に利用出来るようになりました。