September 29, 2005

 パケットについて知る

携帯電話などでwebやメールに興じるあまり、多額の通信費を支払うことになる「パケ死(パケット通信料で死亡)」という言葉があります。最近ではパケット定額の料金コースが充実し、この現象は減りつつあるようです。

かく言う私は、WILLCOMのつなぎ放題[1x]という32kのパケット定額コースを利用しています。通信速度は決して早いとは言えませんが、料金を気にせずに利用できるので重宝しています。ですので、普段はパケットを特に意識する事もありませんでした。そこで、「パケ死」に見られるように日常会話でも使われる「パケット」について調べてみました。

そもそもパケットとは、パケット通信で用いられる小さなデータの固まりのことを指します。パケット=小包からイメージ出来るかと思いますが、データを小包のような小さな固まりとしてやりとりする、これがパケット通信です。この方式は、音声通信のように通話が続く間ずっと回線を占有されることもなく、データをパケットに分割してをやりとりすることで1つの回線を有効に利用できる利点があります。

ちなみに1パケットは128byteです。これはDocomo、au、VodafoneそしてWILLCOMのどのキャリアでも同じです。全角1文字が2byteですので、1パケットの情報量は全角文字64文字分に相当します(宛先やエラー防止の情報が追加されるので、実際の情報量はもう少し減ります)。このblogのトップページで画像を含めるとだいだい600パケット前後です。パケット通信ではこの1パケットについて課金されることになります。

当然、mp3や高解像度のフルカラー画像などをダウンロードすれば、パケット数は一気に増加します。これを繰り返すことにより、「パケ死」が発生することになります。兎に角、できるだけパケット定額サービスを利用して「パケ死」だけは避けるようにしたいものです。

投稿者 bitterbit : September 29, 2005 06:55 PM