以前から、Firefoxを使っている際に100MB近くまでメモリーを消費するので、どうにかならないものかと思っていました。
Hiro氏のblog「アメリカでがんばりましょう」の9/8のエントリによると、Firefox 1.0.xは使用環境によってメモリキャッシュを設定しているものの、この仕様が災いしてキャッシュがうまく開放されないとのことです。
これを解決するには、あらかじめキャッシュメモリのサイズを指定しておくことだそうです。実際に設定してみたところ、使用量は50MBくらいで安定しているようです。
キャッシュメモリのサイズを指定する方法
- about:config とロケーションバー(アドレスバー)に入力する
- 表示された設定リストの上でマウスの右クリックをしポップアップメニューを表示する
- New -> integer (新規作成 -> 整数値) というメニュー項目を選ぶ
- 表示されるダイアログに次の文字列をペーストする: browser.cache.memory.capacity
- OK をクリック
- 次に表示されるダイアログで、サイズを kb で指定する(60000ぐらいがよい)
- Firefoxを再起動する
なお、現在Beta1が公開されているFirefox 1.5では、この問題は修正されているとのことです。Firefox 1.5がリリース版になるまではこの方法でしばらく様子をみたいと思います。