以前話題に取り上げた、インド音楽のコンピレーション『インドカレー屋のBGM』(VICL-6168)を買ってしまいました。
簡単な感想を。収録曲はどれも意外とポップで、聞いていて全く苦になりません。タイトルの通りBGMとしてはいいのではないかと思います。個人的には、もっとタブラが打ち鳴らされ、そこへシタールの渋い音色が絡んでくるような泥臭い民族音楽が収録されていると思っていたので、その点では少々肩透かしを喰らってしまいました。
それと、ライナーノーツが大槻ケンヂ×宮沢章夫の対談に終始していて、収録曲の解説が皆無なのが残念なところです。これをきっかけにインド音楽を聞いてみようと思っている人には、少々不親切に思います。
とは言っても、このような機会でもなければまず聞くことのないジャンルですので、1枚ぐらいはライブラリに加えておこうかと思います。