土曜日に秋葉原で購入したジャンクのNATボックス「CA2000」(¥500)について調べてみました。
これはトーメンサイバービジネスが販売しているeFACTORYブランドの製品ですが、ルートテクノロジーのOEMであることがわかりました。発売当時の販売価格は¥45,800(!)だった模様です。NATボックスということで、一つのIPアドレスを複数の端末で共有し同時にインターネット接続を可能にする為のハードウェアです。
設定は同梱のシリアルケーブルを接続して行うか、Telnetを用います。NATボックスとしての機能(パケット・フィルタ、ポートフォワード、DHCPサーバ&クライアントなど)は一通り搭載されていますが、ルーティング機能はありません。ちなみに、パケット・フィルタおよびポートフォワードの最大エントリ数はそれぞれ6づつとなっています。
パッケージ一覧
主なスペック
CPU | AMD Am186 ES-40KC |
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RAM | 2MB(ISSI IS62C1024-45T × 2) |
フラッシュメモリ | 4MB(MX 29F400TTC-71) |
WAN側 | 10BASE-T(Realtek RTL8019AS) |
LAN側 | 100BASE-TX(D-Link DL10020) |
シリアル | D-sub9ピンメス(設定用) |
OS | FreeBSDベース |
新品で¥500(ジャンク、無保証)という価格からもおわかりいただけると思いますが、ほとんどの方にはもはや無用の長物だと思います。私は現在使っているlinuxルータのバックアップとして購入してみました。あくまでもメインではなく、予備に回すつもりでいます。念のためテストで利用してみましたが、特に問題はありませんでした。
購入店は、Pcserver1です。この前の土曜日には、まだ在庫は結構ありました。なお、部品取りなどで購入する場合は、ロットによっては使用部品が異なっている可能性もありますので、その点はご了承ください。
投稿者 bitterbit : June 27, 2005 09:15 PM