SkypeやNetMeetingなどで音声のやり取りをする場合、マイクが必須になります。
この場合マイクとヘッドホンが一体のヘッドセットが使われることが多いようです。両手が使えるなど利点がありますが、ずっとヘッドホンをしなくてはならないのが、個人的には少々辛いところです。そこで、電話のハンドセット(受話器)型のUSBデバイスを利用してみようかと思っています。とりあえず、めぼしいものをリストアップしてみます。
「TF-FS22M-R」は、通常の電話回線用のコードレス電話にUSBインタフェースが用意されているもので、子機がワイヤレスのUSBオーディオデバイスとして機能します。何と言っても、ハンドセットがワイヤレスである点が一番のアドバンテージでしょう。しかしその一方でSkypeなどにおいて子機からの相手先呼出といった連携機能はなく、USBオーディオデバイスとしての機能しかないのが残念です。また、希望小売価格が¥19,950と結構値が張ります。
次に「MM-HSUSB2」は、写真を見ていただければ一目瞭然、純然たるハンドセット型USBオーディオデバイスです。これにも、各種アプリケーションとの連携機能はありません。しかし、Windows以外にもMacOSXおよびMacOS9.2〜9.2.2が対応機種に含まれているのが、注目点です。
最後の「PBT002 USB」は、これまでの2つの製品とは違いSkype用のドライバが同梱されています。ハンドセットにあるダイヤルを使って相手先を呼出すことが出来ます。これが一番の利点です。調べてみたところ、台湾のZiPCOM社の「SkyPhone」のOEM版と思われます。
私としては、Macに対応している「MM-HSUSB2」を購入しようかと考えています。このエントリが、USBハンドセット検討の一助になれば幸いです。
投稿者 bitterbit : June 23, 2005 04:39 PM