Alexander Clauss氏によって開発されている、Macintosh用webブラウザ「iCab」のVer.3.0ベータ版が一般公開されています。
これまで、Ver.3.0ベータ版は「iCab Pro」登録ユーザにのみ公開されていましたが、Ver.3.0ベータ280版からようやく、全てのユーザが利用可能となりました。特に、MacOS Classicのユーザにとってwebブラウザの選択肢が一つでも増えるのは、歓迎すべきことだと思います。
iCab3.0のシステム要件
実際にダウンロードして、このエントリの登録に利用してみました。拙サイトでは、ヘッダ部分の表示がおかしい(行間が広過ぎる)のを確認しました。そこで、[環境設定]→[コンテンツ:表示]→[Display:ページフォントサイズをセット]のチェックを外すことで、取りあえず上手く表示させることができました。またユーザエージェントをNetscape7に設定して、新生銀行のオンラインバンキングを試してみたところ、こちらは問題なく利用することができました。
Mozillaと比べると、レンダリングにもたつく印象を受けます。しかし、これはベータ版ですので、今後のチューニングに期待したいと思います。iCab3.0ベータ版をお試しになるときは、ベータ版にまつわるリスクをご理解の上でお願いします。