神奈川県児童福祉審議会が「グランド・セフト・オート3」(GTA3)を有害図書類に指定するように県へ答申しました。今後、県内の販売店では他のゲームと陳列を区別することを義務付けられ、18歳未満は購入が禁止になります。これに違反すると30万円以下の罰金が科せられるとのことです。
GTAIIIはご存知のように、街のチンピラとなってあるときは車を盗み、またあるときは街中でマシンガンをブッ放したりと、悪事の限りを尽くすバイオレンスなゲームとして知られています。その為、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)のレーティングでは、「18歳以上対象」に設定されています。
しかしこのレーティングは、あくまでもゲームメーカが自主的に行っている購入の際の目安の表示であって購入時に年齢を確認するなどのチェックは行われません。ですので、現在18歳未満でも件のゲームソフトを購入することは可能です。
実際にプレイしてみると、ゲーム中に警察や軍隊も存在していて、プレイヤーがしくじれば、すぐにお縄にもなります。ですので、全くの無秩序な世界というわけではありません。私としてはゲームで少々滅茶苦茶して気晴らしすることもありだと思うのですが、それも許されないのは、結構キツイなと思います。
ちなみに、GTA1と2(Windows用、共に英語版)は無料でダウンロード可能になっています。GTA3に比べると古臭い感じではありますが、作品の世界観などを知るには十分ではないかと思います。