先日、IBMがPC事業部門の売却交渉を進めているとの報道がありました。
ついに本日、事業の売却が正式に発表になりました。売却先は噂のあった中国のPCメーカーLenovoで、今後IBMはLenovoの株式の一部を保有し、ジョイントベンチャーでPC事業を進めるとのこと。買収金額は、最終的に17億5000万ドルとなる見込みです。
また今回の発表では、今後5年間はIBMのブランド(ThinkPadなど)を使用したビジネスを認めるとのことで、今すぐに「ThinkPad」ブランドが消滅することはなさそうです。これにはとりあえず、一安心な方もいるのではないかと思います。
しかし、ブランド名に頼って肝心の製品が「ThinkPad」とは名ばかりのものにならないように、この事業売却が我々ユーザに恩恵をもたらすものとなることを期待したいと思います。