JR東日本が車掌区などの現業機関で使用している強力目覚まし装置を「おこし太郎」の商品名で、同グループのショッピングサイトで一般向けに販売しています。
この「おこし太郎」は布団の下に空気袋を敷き、セットした時間が来ると送風機から空気が送られ袋を膨らませることで否が応でも起されてしまう仕組みになっています。それもただ膨らむだけではなく、7秒後ごとに膨張と収縮を繰り返します。これが起きて装置を止めるまで続くという、強力な仕組みです。
従来の目覚ましにはない強力な仕掛けが受けたのか、98,000円(税・送料込)という価格設定にも関わらず、すでに累積販売台数が100台を超えたとのことです。この100台のうち個人で購入した人の割合はどれくらいなのでしょう。効果は抜群でも目覚ましに10万円も出すのですから、よっぽど朝が苦手な人なのかもしれません。
一方、私は機械に起されるのが嫌なので滅多に目覚ましは使いません。ごくまれに目覚ましを使わなくてはならない場合、必ず目覚ましより10分は早く目覚め、鳴る前に止めます。そして、心の中で「勝った」とつぶやき、自己満足に浸ります。傍から見れば、朝から何やってんだと、突っ込まれそうです。