Macintosh IIfxと言えば、Quadraシリーズが発表されるまで「Wicked fast (めちゃっ速)」の称号を欲しいままにした往年の名機です。
妥協なき動作速度への拘りは、他のMac IIシリーズとは異なる独自の設計が施されたことに表れています。それはすぐさま価格に跳ね返り、ファミリーカー1台にも匹敵するほどでした。
発売当時の価格
主なスペック
しかし、64pinのSIMMや専用のターミネータが必要なSCSIをはじめとする独自設計が仇となり、ハードウェア的な互換性に問題を抱えることになりました。進化の袋小路に迷い込んだMacと称されるのも無理はありません。なぜIIfxを話題に取り上げたのかと言えば、実は私が一番欲しいMacがこのIIfxだったりします。数年前まで秋葉原でも程度を問わなければ、ジャンクなどでそこそこ見かけることもありましたが、さすがに最近ではあまり見かけなくなりました。
今後ますます入手は難しくなると思いますが、根気よく程度のいいものを探していきたいと思っています。
投稿者 bitterbit : October 28, 2004 10:28 PM