TUKAから「話せりゃええやん、電話やし。」のコピーを体現したかのような携帯電話が発表されました。
これは11月中旬に発売予定の「ツーカーS(京セラ製)」です。「説明書がいらないくらいカンタンなケータイ」が開発コンセプトだそうで、通話機能以外は搭載されていません。つまり液晶画面も、電話帳も何もありません。電話を受ける、かけるこれ以外は本当に何も出来ません。また、これが幸いして、連続通話:約240分、連続待受:約840分とPHS以上に低消費電力になっています。
詳細はプレスリリースをご覧頂くとして、よくもここまで潔く機能を削ることが出来たと感心してしまいました。メーカーでは主に高齢者向けの端末として販売するようですが、フルブラウザやデジカメなどますます多機能化する携帯電話に対する一種のアンチテーゼとしての側面も担っているように思えてなりません。