ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によれば、世界2位の小売大手、仏カルフールがヨーロッパでの低迷などを理由に日本における事業の売却を検討しているとのことです。売却先には米ウォルマート、イオン、英テスコなどが挙がっています。
日本進出は2000年12月。当初は2003年末までに全国で13店舗のオープンを計画していましたが、現在8店舗が営業中です。やはり、日本独特の商習慣や顧客のニーズを把握するのに苦労したりと伸び悩んでいるのが現状のようです。さらに追い討ちをかけるように、フランス本国をはじめとするヨーロッパ市場での競争が激化し、これを打開すべく事業をヨーロッパに集中させる方針を打ち出したため、伸び悩む日本市場からの撤退を検討しているようです。
南町田の店舗に買い物に行くことがあるのですが、カルフールブランドの食材やワインなどはリーズナブルなので気に入っています。もし撤退が現実のものとなると、これらも入手不可能になります。利用者としてはあまりにも残念です。
投稿者 bitterbit : October 12, 2004 10:36 PM