携帯電話へのフルブラウザ搭載は、現状では難しいと思われていましたが、auは「PCサイトビューアー」サービスを 2004年12月1日(水)から開始すると発表しました。
このサービスにはOperaブラウザを搭載した一部のCDMA 1X WIN規格の携帯電話が必要になるとのことです。また、気になる料金ですが「PCサイトビューアー」サービスの利用に関しては定額制は採用されず「0.2円/パケット(税込0.21円/パケット)」の従量制による通信料金が必要となります。
以前、BREW版Operaについての話題を取り上げましたが、こんなに早くサービスが提供されるとは思いませんでした。WIN機種のポテンシャルを余すところなく発揮するには、従来のポータルを中心にしたゲートウェイ・ビジネスモデルではコンテンツ的に乏しいとの判断があったのでしょうか。あるいは、AH-K3001Vの登場も少なからず影響を与えたのかもしれません。
ただ、残念なのはフルブラウザによるwebブラウズは料金が従量制になっている点です。AH-K3001Vをつなぎ放題で使っている身としては、より通信速度が早く、スペックの高い携帯電話でのフルブラウザの利用は、気が付くとパケ死直行になってしまわないかと少々心配になります。
いずれにても、フルブラウザ利用の選択肢が広がるのはユーザとして歓迎したいと思います。