英国BBCによる海洋ドキュメンタリー映画『ディープ・ブルー』を見てきました。
BBCが製作7年、撮影フィルム7000時間、200ヶ所のロケ地で撮影した大作だけあって、兎に角その迫力に圧倒されます。今もこの地球上の海のありとあらゆる場所で行われているであろう、喰って、喰われて、生んで、育てて…という営みを淡々と映像は伝えてきます。ヒーリングとかそんな感じのものを期待してこの映画を見ると、結構厳しいかもしれません。
特に作品中の「深海5000メートルを超える水域に入った人間は、宇宙を旅した者より少ない。」というナレーションに感銘を受けました。宇宙ステーションを建造したり、太陽系のほかの惑星へと探査機を送っている人類ですが、地球上にもいまだ我々の知られざる世界が存在することを再確認することが出来ました。