複数の報道によると、京セラと米投資会社カーライルがDDIpocketの買収に向けて、親会社のKDDIと交渉中であることが明らかになりました。
買収により、カーライルは株式の60%を取得し、京セラは現在の出資比率13%を30%まで増加させるとのこと。また、KDDIもライバル他社への転売を避けるため10%の出資を維持するようです。なお、買収額は約2200億円と予想されています。
これまで、親会社のKDDIはデータ通信定額というDDIPocketのアドバンテージをグループ内でうまく位置づけられていない印象がありました。また、当のDDIpocketもauやTU-KAなどのグループ内の携帯電話会社との兼ね合いで、多少なりとも営業上の制約があったのではないかと推測されます。
今後、この制約がなくなることで、DDIPocketがより一層の飛躍を果たすのを期待したいと思います。
投稿者 bitterbit : May 27, 2004 06:38 PM