今日は最近入門書が出版された、クジラ飛行机氏開発の日本語によるプログラム言語「ひまわり」をダウンロードしてみました。
古くはぴゅう太の日本語ベーシックや、最近ではAppleScriptの日本語表現形式など日本語によるプログラムの記述に関して様々な試みがありました。開発者のクジラ飛行机氏は、日本語でプログラムを記述することによって、初心者がプログラミングを学ぶときその内容を自然と理解できるようになると述べています。
「ひまわり」は無料で公開されていますので、Windows 95/98/Me/2000/XPのユーザであれば、ダウンロードしてすぐに使い始めることが出来ます。
私もダウンロードして試してみましたが、文字処理から、TCP/IPに至るまで多くの関数が用意されており、ちょっとした業務の自動化(例えば、webの自動巡回など)スクリプトであれば心得のある人ならばすぐに作れてしまうのではないかと思います。
但し、この日本語による記述はプログラミング初心者への間口を広げる意味では意義のあることだと思いますが、従来のプログラミングに慣れている人とって日本語の構文は少々まどろっこしい感じがするかもしれません(これは慣れの問題ですが)。しかし、「ひまわり」によって多くの人々がプログラミングの楽しみに触れることが出来るのであれば、それはすばらしいことだと思います。