4月1日から帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が民営化され、東京地下鉄株式会社(愛称:東京メトロ)となります。
時を同じくして、この東京メトロと都営地下鉄は、路線名や駅名に固有のアルファベットや番号を併記した「駅ナンバリング」を導入するそうです。
これは、利用者(外国人旅行者など)に分かりやすく路線や駅名を覚えてもらうためのサービスで、これによって地下鉄各駅には、路線名を表すアルファベット1文字と西あるいは南から数えられた駅番号が順番に付けられることになります。
路線記号一覧
都営地下鉄 | |
---|---|
浅草線 | A |
三田線 | I |
新宿線 | S |
大江戸線 | E |
東京メトロ | |
銀座線 | G |
丸ノ内線 | M,m* |
日比谷線 | H |
東西線 | T |
千代田線 | C |
有楽町線 | Y |
半蔵門線 | Z |
南北線 | N |
*小文字の「m」は方南町駅〜中野新橋駅間の支線を表します
駅ナンバーの例:都営浅草線浅草駅は西馬込駅から18番目なので「A-18」
一つの駅に複数の路線が乗り入れている場合、ちょっとややこしいかなとも思ってしまいます。例えば大手町ですと、都営三田線、千代田線、丸の内線、東西線、半蔵門線が乗り入れていますので、それぞれ「I-09」「C-11」「M-18」「T-09」「Z-08」となり、これらが全て大手町駅を表すことになります。
とはいえ、民営化を契機に東京メトロがより一層のサービス向上を目指していると言うことであれば、利用者としてはそれを歓迎したいと思います。